第6回亀倉雄策賞受賞 服部一成展
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会期:2004.3.1 月 - 3.26 金
時間:11:00a.m.-7:00p.m.(水曜は8:30p.m.まで) 土曜・日曜・祝日休館 入場無料
1997年に急逝したグラフィックデザイナー亀倉雄策氏の生前の業績をたたえ、グラフィックデザイン界の発展に寄与することを目的として、1999年、亀倉雄策賞が設立されました。この賞の運営と選考はJAGDA(社団法人日本グラフィックデザイナー協会)が行い、毎年『JAGDA年鑑』出品作品の中から、年間で最も優れた作品に対して贈られます。
第6回の受賞は、服部一成氏の「流行通信」ブック・エディトリアルに決定しました。
2002年9月号のリニューアル時よりADを務める服部氏は、これまでのイメージを一新する、新しい「流行通信」の顔を誕生させました。ファッション界の膨大な情報を、全ページにわたる一貫したディレクションと大胆なレイアウトで紹介し、ページひとつひとつがアート作品のような、新鮮さとエネルギーに満ちたものになっています。
服部氏は、ほかにも、キユーピーハーフ、JR東日本「TRAING」など、マス・コミュニケーションの広告から、旺文社の辞典シリーズをはじめとするブックデザインなど、幅広いジャンルで活躍するアートディレクターです。
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グラフィックデザイナー/アートディレクター。1964年東京生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。ライトパブリシティを経てフリーランス。おもな仕事に、「キユーピーハーフ」の広告、雑誌『流行通信』『here and there』『真夜中』、三菱一号館美術館のロゴタイプ、「拡張するファッション」展のグラフィック、中平卓馬写真集『来たるべき言葉のために』のブックデザインなど。作品集『服部一成グラフィックス』。
展示内容
受賞作品「流行通信」のクリエイションを再構成して振り返るほか、この展覧会にあわせて制作される「流行通信 special issue “GRAPHIC”」を展示・販売。また、キユーピーハーフをはじめ、これまでの仕事のなかから近年の作品を紹介します。
展覧会同時発売 ※現在は販売していません
「流行通信 special issue “GRAPHIC”」
A3変形の大判サイズ、全ページ服部氏ディレクションによるファッションとグラフィックの保存版ヴィジュアルブック
発行:有限会社インファス・パブリケーションズ
発売:2004年3月8日(3月1日よりギャラリーにて先行発売)
定価:¥1,000(税込み)
判型:A3変形(392mm×297mm)/中綴じ
頁数:60頁
亀倉雄策賞について
1997年急逝した亀倉雄策氏の生前の業績をたたえ、グラフィックデザイン界の発展に寄与することを目的として遺族の寄付により設立された亀倉雄策賞。亀倉氏が設立から長く会長を務めたJAGDA(社団法人日本グラフィックデザイナー協会)に運営を一任し、毎年国内賞「亀倉雄策賞」を、さらに3年に一度「亀倉雄策国際賞」を授与する。「亀倉雄策賞」は、『JAGDA年鑑』応募作品の中から、「亀倉雄策国際賞」は富山県立近代美術館で開催される「世界ポスタートリエンナーレトヤマ」の応募作品の中から、最も優れた作品の制作者を表彰するもの。 いつになっても「五輪の亀倉」と呼ばれることを嫌い、亡くなる直前まで「今」の仕事で若い世代と競い、グラフィックデザイン誌「クリエイション」の編集を通じて、グラフィックデザインの芸術性、本質を追求した亀倉氏の遺志を尊重し、普遍性と革新性をもったグラフィックデザインを顕彰していく。 賞金はいずれも50万円。賞状は佐藤卓氏によるデザイン。
<これまでの亀倉賞受賞者>
第1回 田中一光
第2回 永井一正
第3回 原研哉
第4回 佐藤可士和
第5回 仲條正義 ※全て敬称略
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<pdf>
主催
クリエイションギャラリーG8
共催
社団法人日本グラフィックデザイナー協会 亀倉雄策賞事務局
第154回クリエイティブサロン
日時:
ゲスト:服部一成 工藤青石